白ニキビの治し方~白ニキビの原因から改善方法6つを紹介~

痛みや痒みを感じないため、軽視されがちな白ニキビですが、肌の為にはこの段階で治してしまう事がとても大切です。そんな白ニキビの特徴や治し方について紹介します。

白ニキビってこんなニキビ!

火照り痛みはない

白ニキビは炎症を起こしていない状態のニキビなので、特に火照り感や痛み、痒みなどの症状を感じる事はありません。

大きさは他ニキビと比べると小さい

大きさは様々ですが、他のニキビと比べると小さめの事が多く、色も無い為ひとつポツンとある分には、あまり目立ちません。複数の白ニキビが出来てから、手触りなどでやっと気づく事もあります。
しかし、白ニキビは放置していたり不要な刺激を与える事で赤ニキビや黄ニキビに発展する事があるので油断は禁物なのです。

 

白ニキビ発生のメカニズム

①毛穴の出口が狭くなる
角質層が厚くなったり、毛穴に剥がれた角質が詰まると毛穴の出口が狭くなってしまいます。

②皮脂が毛穴にたまりアクネ菌が増加
毛穴が狭くなったり塞がってしまう事で、皮脂が排出されず毛穴の中にたまるようになるのです。
そして、毛穴の内部にたまった皮脂を餌にしてアクネ菌が増加をはじめてしまいます。

この状態が白ニキビです。アクネ菌はまだあまり増加していない為、炎症が起きていないので外側からは目立ちにくい状態を保っているのです。

●白ニキビ=閉鎖面皰(めんほう)
こうした毛穴が塞がり皮脂の出口がない状態から、白ニキビは皮膚科では閉鎖面皰と呼ばれたりもします。

 

1.白ニキビの治し方

面皰圧出(めんほうあっしゅつ)

●病院で行いましょう
白ニキビの治し方で即効性があるのは、面皰圧出です。これは簡単にいうと、白ニキビのまわりの皮膚に圧力をかけて皮膚の内部にたまっている皮脂を強制的に排出するという方法です。
出口を失った閉鎖面皰である白ニキビには、針で目に見えない穴をあけてから専用器具で排出します。
最近では、針ではなく炭酸ガスレーザーを照射して穴をあけ出口をつくる方法が主流です。

 

市販のニキビプッシャーはおすすめしない

●失敗すると赤ニキビになる
市販のニキビプッシャーもありますが、出口が完全に閉鎖してしまっている白ニキビには有効ではありません。自分で針を使って出口を作るといった方法もありますが、オススメする事は出来ません。失敗をすると白ニキビから赤ニキビへと発展してしまいます。この方法で白ニキビを治す場合は、皮膚科で治療をしてもらいましょう。

 

2.ピーリング

●角質が厚い・毛穴が塞がってる人向き
酸の力で厚くなった皮膚を溶かすピーリング。ピーリングによって毛穴の詰まりを解消する事で白ニキビを治していきます。ターンオーバーの遅れや角質肥厚により毛穴が塞がってしまった場合には効果的です。

※皮膚が薄い人には向いていません。

●市販のものでも十分良い
皮膚科で行うピーリングの方が効果は高いですが、市販品にも石鹸やふき取り化粧水など様々なピーリングコスメがあります。

 

3.アゼライン酸

●アクネ菌への抗菌活性がある
アゼライン酸は副作用が少なく、古い角質が毛穴に詰まるのを防いでくれます。またアクネ菌への抗菌活性もあるので、白ニキビから赤ニキビへ成長するのも予防出来ます。

●皮膚科でしか手に入らない
海外では市販もされているニキビ薬ですが、国内では皮膚科でしか手に入りません。

 

4.酵素洗顔

●古い角質のみを落とす酵素
酵素には古い角質のみを落とすといった効果があります。
そのため酵素洗顔を使用する事で毛穴の詰まりを解消する事は白ニキビにも有効です。
ただし、皮脂を取りすぎる事もあるので様子を見て使用回数には注意をしながら使いましょう。

 

5.保湿

●なぜ保湿が大事か?
家庭で出来る白ニキビに効果的な方法は、肌を柔軟に保つケアをするという事です。肌が柔軟さを失うと皮脂が排出されにくくなるからです。そのため、保湿はしっかりとしなくてはいけません。

●油分よりセラミドなどの保湿成分
ただ、こってりとしたクリームを使うなど油分の多い化粧品を使うと逆効果になる事があります。
白ニキビの出来ている肌への保湿は、油分よりもセラミドなどの保湿成分を与えましょう。
これは、即効性のある白ニキビの治し方ではありませんが、白ニキビを繰り返さない為にも大切な事なのです。

6.クレンジング

●肌に合ったクレンジングを見つける
白ニキビはメイクが残っていたり、汚れがしっかりと落ちていない事でも起こります。
肌にあったクレンジングでメイクはしっかりと落としましょう。

 

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